貿易事務はやめとけ、向き不向きある←でも将来性あり5年後も残る

国際物流業界が盛んなので貿易事務（フォワーダーの業界の事務）は伸びています。AIにも奪われにくいジャンルだし、キャリアプランとしても…海外で働けたり、お給料も平均以上だったり…有利な側面が多いです。でもなぜ「やめとけ」とか「今後なくなる仕事は貿易事務だ」と言われることがあるのでしょうか？

この記事の監修・執筆

営業嫌だ、事務がいい
ミラキャリ

「貿易事務はやめとけ」と言われる理由

• 翻訳機械が高度な成長を遂げているから
• 単に英語が使える人だから

上記の2点がよく言われています。たしかに、Google翻訳やDeepLや、最近だとchatGPTでも翻訳ができるようになっているので、わざわざ人を雇って貿易事務を任せる必要はないかもしれません。

しかし、コミュニケーションはAIはできない

とはいえ、実は貿易事務や通関士の需要は伸びています。

• 世界がグローバルになっているから
• 結局、会話できないとビジネスできないから…

翻訳が発達しているということはより世界規模で取引をする企業は増えているということです。そして、結局のところ「会話」ができないとある程度大きな案件を海外に発注するのはリスクが大きいです。

結論、なんだかんだ貿易事務は安定の事務職

事務職にもいろんな種類がありますが、一番生き残りやすいのは「貿易事務」です。特に日本のなかで英語が話せる人は少なすぎて、人手不足の業界なので、お給料も上がりやすいかと思います。もし英語を活かした転職がしたいのであれば、エンワールド・ジャパンが一番高いお給料で高待遇の職場を紹介してくれるはずです。

事務職でゆったり働きたい

ミラキャリなら解決できます

事務職転職エージェント業界大手のミラキャリは経験一切不問で、転職カウンセリングや書類作成サポート、応募手続き代行から入社後のアフターフォローまで完全無料で受けられます。さらに、土日祝が休み、残業も少ない会社でプライベートを充実させることもできます。

貿易事務は人手不足←将来性抜群

近年、国際社会とのコミュニケーションがますます重要になる中で、貿易事務の役割は急速に高まっています。そして実は、この分野では人手が不足しているのです。

英語が使える日本人は少ない

統計によれば、日本人のTOEICスコア平均は494.5点であり、海外とのビジネスで流暢な英語を話す人材は依然として少ないのが現状です。それが貿易事務人材の需要を増大させています。

今後も英語が使える事務スタッフは必要になってくる

グローバル化が進む中で、今後も英語が使える事務スタッフの需要は増え続けると予測されています。ビジネスにおける英語の重要性はこれからも変わらないでしょう。

貿易事務は新卒だと難しい？

留学経験がある人が貿易事務の部署に所属されると思います。正直、新卒でも中途でも貿易事務になれる可能性はほとんど変わらないかと思います。

新卒で貿易事務に挑戦するなら新卒エージェント UZUZが管理している求人数も多く、履歴書作成から入社までのサポートが無料なのでおススメです。

貿易事務のキャリアプラン←ステップアップできる！

貿易事務は、職種の多様性とキャリアの成長性から見て、一つの道筋だけでなく多岐にわたるキャリアパスが存在します。

貿易事務からのレベルアップ

貿易事務の経験は多方面でのキャリアアップにつながります。

専門分野に強い貿易事務のエキスパート

貿易事務のプロとして、輸出入の手続きや国際法規を深く理解します。

通関士

通関士は貿易のプロフェッショナルです。輸出入商品の通関手続きに必須の資格です。

営業やバイヤーなどの職種にも転身可能

貿易事務の経験は、国際的な視野を持つ営業やバイヤーへの道を開きます。

事務から秘書にレベルアップする人もいる

事務職から始めて、秘書やアシスタントマネージャーといった役職に昇進するケースも珍しくありません。英語力を活かし、国際的なビジネス環境で活躍することは、キャリアアップの大きなステップとなります。事務職がしたいけど未経験だしパソコンができないという方も、貿易事務なら活躍できる可能性が高いです。

年収は上がり続ける

貿易事務の平均年収は約400万円で、これは一般的な事務職よりも高い水準です。経験とスキルを積むことで、さらに年収は上がります。

ただし、翻訳技術が発達しすぎたらヤバい

しかし、一方で、AIの翻訳技術が進化することによる影響も無視できません。しかし、人間のコミュニケーション能力や文化的な理解、細かいニュアンスの捉え方など、AIにはまだ及ばない部分が存在します。

少なくとも5年後も生き残り続ける

国際ビジネスの中心で活躍し続ける貿易事務は、少なくとも5年先も、さらにそれ以上も求められる職種でしょう。一般事務の業界おススメはございますが貿易事務ほど安定している事務は少ないかと思います。

未経験からの事務職転職は難しくありません。特に英語が使えたら結構無敵です。

事務職でゆったり働きたい

ミラキャリなら解決できます

事務職転職エージェント業界大手のミラキャリは経験一切不問で、転職カウンセリングや書類作成サポート、応募手続き代行から入社後のアフターフォローまで完全無料で受けられます。さらに、土日祝が休み、残業も少ない会社でプライベートを充実させることもできます。

貿易事務の向き不向き

求められるスキルセットと個々の適性が一致するかどうかは、長期的なキャリアビジョンを描く上で重要なポイントです。

向いている人

貿易事務に向いている人は、英語を使うことが好きで、国際的な環境で働きたいという強い意志を持つ人です。また、細かい作業が得意で、数値や情報を正確に扱う能力がある人も向いています。

向いていない人

一方、英語を使うことが苦手で、定型的な作業を嫌う人、新しい環境に適応するのが難しい人には向いていないかもしれません。

海外に興味があれば向いている！

異文化理解やコミュニケーション能力が必要とされる貿易事務は、海外に興味がある人には特におすすめです。

TOEICは800点はほしい

貿易事務として活躍するためには、TOEICで800点以上のスコアを獲得することが推奨されます。これは、英語を使ったビジネスコミュニケーションをスムーズに進めるための目安となります。

英語が嫌いならやめとけ

しかし、英語を使うこと自体が苦手や嫌いである場合、貿易事務は適していないかもしれません。英語はこの仕事の中核となるスキルであるため、その準備と向き合う覚悟が必要です。

転職エージェントを使ってみたい

無料dodaなら解決できます

転職エージェント業界大手のdodaは年齢・学歴・職歴一切不問で、転職カウンセリングや書類作成サポート、応募手続き代行から入社後のアフターフォローまで完全無料で受けられます。さらに、応募するときは企業への推薦状まで用意してくれるので、あなたの特性を最大に活かしてくれます。

貿易事務の仕事内容は？

貿易事務の具体的な仕事内容を理解することで、あなたがこのキャリアを追求すべきかの判断材料が得られます。

輸出業務

貿易事務の主な仕事の一つに輸出業務があります。これには、商品の輸出申告、関税手続き、輸出文書の作成と管理などが含まれます。

輸入業務

また、輸入業務も重要なタスクです。輸入商品の管理、関税と税金の計算、輸入申告の手続き、文書の作成と管理が主な仕事内容となります。

事務職だから書類作成がメイン

貿易事務は事務職であり、書類作成が主な業務です。輸出入の文書や契約書、各種報告書の作成と管理を担当します。

営業のサポートみたいな仕事

また、営業部門のサポートも大切な業務の一部です。顧客とのコミュニケーション、問題解決のサポート、営業戦略の策定などを裏方から支えます。

貿易事務のレベルに磨きがかかるスキル

貿易事務の仕事をさらに上達させるためには、以下のスキルが重要です。

英語力

国際的な取引では英語が必須です。文書の読解やメールのやり取りがスムーズに。

タイムマネージメントスキル

多くの業務を効率よく進めるため、時間を上手に管理する能力が求められます。

調整力

異なる文化や時間帯の関係者との調整が必要です。柔軟な対応力がキーになります。

コミュニケーションスキル

国内外の関係者との円滑なコミュニケーションが、仕事の成功を左右します。

貿易事務の平均年収は？実態を知ろう

貿易事務としての報酬を理解することは、キャリアプランを描く上で重要なポイントです。

年収400万円程度

貿易事務の平均年収は約400万円とされています。これは、一般的な事務職と比較しても高い水準と言えます。

事務職の割にはかなり高い

英語能力や専門知識を活かした高度な業務をこなす貿易事務は、他の事務職と比較して報酬が高い傾向にあります。

今後も年収相場は上がると思う

市場での需要が高まり続けているため、貿易事務の年収相場は今後も上がると予想されています。

でも、Google翻訳の技術が上がりすぎたらピンチ

しかし、Google翻訳などのAI翻訳技術が進化すると、一部の業務が自動化される可能性もあります。その場合、人間が担当する仕事の内容や報酬に変動が生じる可能性があります。

貿易事務は5年後も生き残り続ける仕事なのか？

結論として、「生き残り続ける仕事」です。ただでさえ人手不足の英語が使える人材です。5年後であったとしても、日本人全員がスムーズに英語が使える可能性はありません。

通関士を目指すこともできる

貿易事務の仕事は、通関や輸出入手続きの知識を極めて国家資格「通関士」の資格を取得し、通関士として働くことも可能です。

貿易のプロフェッショナルになる

「通関士」の資格を持っていることで、流通業界や海外メーカーの取引にも参加することができます。

通関士の将来性は？←やめとけと言う人へ反論

そもそも通関士とは・・・

というものです。ですから、物流があり続ける限り、税金があり続ける限り、通関士の仕事がなくなることはありません。通関士は将来性がめちゃめちゃあるかというよりも、ずっと安定した需要がある仕事です。

徹底解説！通関士の将来性・需要がある理由

通関士は貿易業界において重要な役割を担っています。その将来性と需要には複数の理由があります。

書類作成にとどまらない業務内容

通関士は輸出入に必要な書類作成だけでなく、法規制の遵守や税関との折衝も行います。

ハードな仕事でもあるため人手不足で雇用は多い

通関業務は専門性が高く、細かい注意が必要なため、人手不足が常に問題となっています。

決してなくならない輸出入・貿易業界

国際貿易は世界経済を支える基盤であり、その需要は今後も続くため、通関士の仕事は安定しています。

メーカーや商社など幅広く活躍できる

通関士の資格は、メーカーや商社、物流会社など、貿易に関わる様々な場所で活躍の場を提供します。

通関士の資格取得のメリット

通関士の資格は、幅広い分野でのキャリアを築くための強力なステップとなります。

求人の多さ

貿易の増加に伴い、通関士の需要は高まっています。多くの求人があります。

性別に関係なく高年収を目指せる

通関士は専門性が高く評価されるため、性別に関わらず高収入が期待できます。

海外進出や独立も実現可能

通関士のスキルは国際的にも通用するため、海外での活躍や独立開業も夢ではありません。

スペシャリストとして専門的な仕事ができる

通関士は貿易における専門家として、高度な知識と技能を活かした仕事ができます。

貿易事務は将来性抜群

以上の理由から、貿易事務は将来性抜群の職種であると言えます。英語力と専門知識を活かし、グローバルなビジネスシーンで活躍するチャンスが広がっています。あなたもこの機会に、貿易事務というキャリアについて考えてみてはいかがでしょうか？

貿易事務から新しいキャリアを始めてみよう

今後さらに必要とされる仕事で高収入での転職も期待できます。英語力を活かしてチャレンジをしてみましょう。

【最新】2024年04月29日
オススメ転職エージェント