働いたことないけど
就職できるかな?
この記事を書いた人
おにぎり工場勤務からリクルートに転職。現在は転職エージェントをしています。ニートやフリータの就職活動は540人ほど成功させてきました。
ニートが大手企業に入社する方法をお伝えします
- 就活エージェントを活用する
→就職サポートが受けられる。 - エージェントが保有する非公開求人に応募する
→公募求人よりライバルがすくない。 - 若いうちに就活をしておく
→32歳過ぎたら就職活動は厳しい。
まず、20代の若いニートが大手企業に入社する難易度は高くありません。事実として、リクルートが運営するレバレジーズが運営するハタラクティブ はニートやフリータをターゲットにした就職エージェントサービスです。
しかし現実問題として、32歳以上の場合は難易度が高いです。ですから、dodaなどの年齢制限のない転職エージェントを活用して大量応募&面接対策をする必要があります。
厳しいことを言いますが、ニートの就職活動は若い方が圧倒的に有利です。職歴がしっかりある人は年齢を重ねても問題ないですが、ニートの30代はかなり厳しいです。
ニートが大手企業に入社するなら
- 32歳以下なら全然可能性がある
- 33歳を超えると相当厳しい
簡単に就職できるとは言いませんが、若い世代なら大手企業狙いの就職活動は「なんとかなります」。実際、私がサポートしたニートの中には「28歳完全職歴なし、大手不動産会社に入社、2年で年収1000万プレイヤー」になった人もいます。他には、「新卒でブラック企業に入社して即退職、5年間ニートしていたけど、大手お菓子メーカーの生産管理職に就職して、現在は本部のWeb広報担当をしている」というケースもあります。
就職活動をするときは無料の就職エージェントを活用しましょう。エントリーシート作成対策や面接対策をしてくれます。一人で就活するより精神的にも安定するはずです。
ただし、就職エージェントを使うデメリットもあります
- 初回カウンセリングが必要
- 「もっと応募しましょう」と急かされる可能性がある
電話もしくはオンライン面談となりますが、最初はエージェントに希望条件を伝える必要があります。15分~30分程度の時間は確保する必要あるのでご注意ください。
また、エージェントは皆様の就職成功がミッションです。内定獲得させるためのフォローが手厚すぎる可能性があり、若干鬱陶しいと感じてしまう可能性もあります。完全に一人で就職活動を進めたいのであればリクナビNEXTなどの公募求人媒体をご活用ください。
ニートから大手企業に入社するのは不可能ではありません。若ければ可能性は無限大です。
無料の転職サイトはdoda
ニートから大手企業に入るおススメの業界は?
ニートから大手に入るためには、就職活動の業界選びが大切になります。
介護業界
慢性的な人手不足なので入社難易度が低いです。しかし、ベネッセなどの大手企業もあるので、ニートでも大手で安定して働ける可能性が高いです。
自動車業界
整備スタッフはTOYOTAやSUZUKIが頻繁に募集しています。整備工と呼ばれる仕事です。月給50万円&寮付きと高待遇だし、正社員登用率も高いのでお勧めです。
不動産業界
営業職は常に求人を行っています。大手も学歴・職歴不問で募集しているのでdoda等でチェックしてみてください。
清掃業界
清掃業は大手がどんどん参入しており、3~4年後には巨大なマーケットが生まれると呼ばれています。辛い仕事と思われがちですが、入社難易度が低く、先行者利益も手に入るかもしれないので、ある意味チャンスの業界です。
ニートから大手企業に入社する方法
ニートならではの就活をしましょう。
まず、長年ニートをしていたことはプラス要素ではありません、むしろマイナスです。しかし、20代であれば若さを武器にして勝負することができます。これまでも20代後半までニートをしていたけど大手の営業職に入社して成りあがった人を100人以上は見てきました。若手ニートは就職活動さえ間違えなければ内定を獲得するのは難しくないと思います。
ニートが大手企業を狙うための正しい就職活動の方法を紹介します。
- 就職エージェントを使う
- 非公開求人に応募する
- 今すぐ行動する
以上です。順番に解説します。
①就職エージェントを使う
就職エージェントとは、あなたを就職成功させるためのサポーターみたいなものです。書類作成や面接対策、入社手続きなど、マンツーマンで入社までサポートしてくれます。完全無料で利用できるので使わない手はないかと思います。
一人で就職活動をするのはある意味危険です。理由はブラック企業に入社してしまう可能性があるからです。初めての就職活動だからこそ専門家と一緒に仕事探しをする方が安心です。
就職エージェントを使うデメリット
エージェントを利用する場合、確実に「初回カウンセリング」があります。あなたがどんな経歴か、どんな会社に入社したいか?をヒアリングされます。15分~30分はかかると思うので、事前にご認識ください。
メリット
入社まで手厚いサポートが受けられます。初めての就職活動でも安心です。
②非公開求人に応募する
非公開求人とは公募媒体(indeedやリクナビネクストやen転職や企業の公式ページ)に掲載されていない求人情報の俗称のことです。就職エージェントが保有する求人の場合は、条件にマッチした求職者のみに求人紹介をするので、非公開求人を紹介しているといえます。
非公開求人を使うデメリット
就職エージェントによっては危険な求人(俗に、ブラック企業)を紹介される可能性があります。エージェントは中小よりも大手を使った方が安心です。
メリット
条件にマッチした人にのみ紹介する求人情報なので、応募者のライバルが少ないと考えられています。
③今すぐ行動する
決して根性論ではなく、客観的な事実として「就職活動は若い方が圧倒的に有利」です。特に、ニートは30歳を過ぎると、大手企業への入社はかなり厳しいのでは…と思います。
今すぐ行動のデメリット
「めんどくさい」というのがデメリットかもしれません。
メリット
大手に入社できる可能性が高まる、就職活動自体がやりやすい、入社後も可愛がられやすい。
若さは武器です!(心の底から思います。)
大手が狙える就職エージェント
ニートの就職活動で活用する就職エージェントは限られています。
- ニート・フリーター歓迎
- 大手が運営
- 実績が豊富
という条件で絞るなら、「doda」もしくは「ハタラクティブ 」の2択かと思います。どちらも大手が運営しているし、ニート・フリーター歓迎だし、就職ショップは書類選考一切不要、ハタラクティブは内定率80.4%という、大きな強みを持っています。
32歳以上のニートなら?
30歳を超えると、上記2つの就職エージェントのサポートが受けにくくなります。ですから、年齢不問で利用できる最大手のdodaに絞られます。テレビCMでおなじみのサービスですね。
ただし、dodaは利用者が非常に多いので、応募者のライバルも多い可能性があります。
求人情報は日々変動します
どの就職エージェントを使ってもいいと思いますが、注意すべき点は「求人情報は日々更新される」ということです。募集終了する会社、募集開始する会社…毎日毎日状況は変化していきます。だから、出遅れたら確実に損します。優良大手企業の未経験歓迎求人を逃す可能性もあるので、毎日新着求人情報は追っていくことを推奨します。
23歳ニートでも大丈夫?
自分は、20歳から今の会社に就職したので考えられないけど、今の時代は当たり前なのかな?
大丈夫:20代ならホワイト企業に入社できます
23歳といえば、まだまだ若さ溢れる年代。この時期は、人生の曲がり角に立っているようなものです。ホワイト企業への道は開かれています。20代のうちは、企業も新しい才能を求めていますから、チャンスは豊富にあります。
※注意※ニート期間は短いほうが有利
ニート期間は、あまり長引かせない方がよいでしょう。短期間であれば、「ちょっと一息」という感じで説明できます。長くなると、説明が難しくなりますね。面接官に、自分をリフレッシュする時間だったと伝えましょう。
学生を卒業して2〜3年は自己啓発に使う時間は良いと思うが、さすがに時間を無駄にしちゃいそう。
※注意※ハローワークでは求人数が少ないです
ハローワークを訪れると、案外と求人の選択肢が限られていることに気づきます。特に、ホワイト企業を探している場合、もっと広い視野で探した方が良いかもしれません。
無料の就職エージェントを使うのが安心
無料の就職エージェントは、まるで航海の案内人のよう。仕事探しの海を渡る船に乗っているあなたを、安全な港へと導いてくれます。専門のアドバイザーが履歴書の書き方から面接のコツまで、しっかりサポートしてくれますよ。
転職エージェントを使ってみたい どれ使えばいいの? 年齢制限で断られた… お給料とか休みが そもそもやりたいことない 無料dodaなら解決できます 転職エージェント業界大手のdodaは年齢・学歴・職歴一切不問で、転職カウンセリングや書類作成サポート、応募手続き代行から入社後のアフターフォローまで完全無料で受けられます。さらに、応募するときは企業への推薦状まで用意してくれるので、あなたの特性を最大に活かしてくれます。
とりあえず転職エージェント登録らしいけど
増えるか不安…
とりあえず会社辞めたい
ニートも書類選考通過できる?
できます。フリーターや第二新卒専門の転職サービスを活用すれば可能性は無限大にあります。転職エージェントを活用すれば、書類作成もサポートしてくれるので、うまく利用しましょう。
無職ニートでも使える就活サービス
無職ニートだと利用NGの転職サービスがある中で、就職Shopは有効な手段です。書類選考が一切不要になります。
まずはアルバイトから始めた方がいい?
バイトから正社員になる方も何人か私の会社にいましたが、同じ同期でも給与に差が、、、、
結論:「いいえ」
アルバイトから始める必要はないんです。正社員としてのスタートラインに立つチャンスは、思っているよりもずっと身近にあります。
いきなり正社員になるのは難しくない
正社員への道は、遠く険しい山のように見えるかもしれませんが、実は平坦な道もあるんです。無料の就職サポートを利用するなど、さまざまなサポートが利用できます。これらを活用することで、正社員への道はぐっと身近になります。
バイトから正社員を目指すより、サポートを受けた方が近道なんだね!
下手にアルバイトをすると負のスパイラルになります
アルバイトを始めると、一時的には収入が得られますが、長期的な視野で考えると、時に負のスパイラルに陥ることも。時間とエネルギーをアルバイトに費やすよりも、将来を見据えたキャリア形成に注力する方が、ずっと建設的なんです。
プロ野球に例えると、大学4年間でアマチュアでの経験を積むのと高校卒業後のプロでの4年間の経験値はかなり差がありますから。まぁ、個人差はありますが(笑)
ニートの就職活動で必要な学歴・経験とは?
「上場企業は入るのはエリートだけ…」
と思われている方がいるかもしれませんが、ニートやフリーターから一部上場企業の本社に入社している人は山ほどいます。私自身、ニートから一部上場企業に入社させた数は覚えているだけでも50人は超えています。
実は多くの求人は「学歴・職歴」を選考で重視しません。
学歴・職歴が重視されない理由
人事業界で近年よく言われていることは
学歴が高い=有能という時代は10年前に終わっている。
ということです。東大生であっても入社したら全然使えないというケースは山ほどありますし、東大生ニートは社会問題にもなったことがあります。ですから、よほどの大企業を狙わない限り学歴でチャレンジを諦めるのはもったいないです。
職歴も重視されなくなっている
- 前の会社で営業MVPを取りました
- 難しいプログラミング言語を使って仕事をしていました
- 超大企業で働いていました
こういったアピールは今の時代なかなか通用しなくなっています。理由は、「実際入社したら全然使えないやつ…」というケースが多発しているからです。例えば、「大手企業出身です!」と履歴書に書いたとしても、人事の目線としては「大手で通用しなかった人間なんだな…」って思います。
今の時代は完全に「人柄」が重視されています。嘘をつかない、言われたことができる人材は非常に希少価値が高くて、会社としても大切にしたい正社員です。
ニート・フリーター歓迎
就職ショップの懸念点を払拭するサービスとしては、ハタラクティブです。書類選考はありますが、内定率80.4%と圧倒的な実績をもつ「ニート・フリーター・第二新卒・20代歓迎」の就職エージェントです。
もし、選択肢を増やしたいのであればハタラクティブも活用してみると大手入社の可能性が高まると思います。
ニートから上場企業に入社できる?
ニートやフリーター関わらず、上場企業・大手企業を狙わない人は3つ勘違いをしていると思います。
上記3つは就職活動初心者のよくある勘違いです。
上場企業は大量募集している
まず、上場企業や大手企業は特別ではありません。むしろ、一気に大量募集しているケースが多いので、タイミングさえあれば入社するのは全く難しくありません。
とにかく大量に採用したい!という時に応募すれば、上場企業に入社できる可能性が高いです。
学歴は「新卒」しか関係ない
東大や京大といったスーパー高学歴は別格ですが、普通の就職活動で学歴はほとんど関係ありません。勉強ができる人=仕事ができる人という方程式はありません。
日本でMARCH以上の学歴がある人は2%と言われています。つまり、日本のほとんどの人が「高学歴ではありません!」そして、上場企業のほとんどの社員も高学歴ではないです。
パソコンが使えなくても問題ない
パソコン苦手なんだよな…
ということで就職活動に苦手意識を持っている方は多いですが、関係ありません。もちろん、PCスキルはあったに越したことないですが、入社したら100%研修や仕事を教えてもらえる機会があるのでその時に覚えれば問題ありません。また、企業側としても最初からなんでもできるスーパースターは求めていないです。
今の時代は「人柄」
繰り返しますが、2023年の就職活動は「人柄」が最重要ポイントです。
- 身だしなみ
- 礼儀
- 真面目さ
この辺を普通レベルでこなせるなら、どんな会社でも入社できると思っています(※本音です)。逆を言えば、「当たり前のことができない人が多い」です。就職エージェントと面接対策をしっかりすれば、あなたの魅力を引き立たせることはできます。
自分自身の可能性を潰さず、チャレンジしてみましょう。
【更新】2024年10月05日
1分で分かる人気転職エージェントBEST10【実績・評判】
高卒ニートでも大手に就職できる?
できます。むしろ、大卒ニートよりも高卒ニートの方が自然なのでは?と思います。
高卒ニートの割合は?
ニートのうち高卒ニートの割合は約30%と言われています。
ニートを4人集めたら、1人は高卒ニートです。
19歳の高卒ニートは多い
特に高卒ニートは19歳が多いです。もちろん、24歳や30歳の高卒ニートも見たことはありますが、大体の場合は「大学に魅力を感じなかった」「自分のやりたいことをやり続けてきた」という19歳の子が多い印象です。
10代のニートは単なる青春期間なので就職活動にハンディはありません。自信を持って挑戦してみましょう。
人生終わりじゃない←ほとんどの人がニート経験者
ニートの定義を「働けるけど働かない人」とするなら、世の中の70%ぐらいはニート経験者だと思います。
私も最初のおにぎり工場に入社するまでの1年間は無職の空白期間です。アルバイトもしていません。ようするにニートでした。
ニートで人生終わりというなら、日本はすでに終わっています。若いうちは気にせず好きなことにチャレンジしていいと思います、もし飽きたら就職活動すればいいんです。20代までなら仕事は見つかりやすいはずです。
高卒ニートの就職活動についてはこちらの記事でも詳細を紹介しています。
高学歴ニートもいる
東大卒ニートも存在する時代です。というか、学歴自体の価値がなくなっています。学歴を気にして就活できない時代ではないです。
ニートから大手に入社できる可能性のある業種3選
ニートだからと諦めていた友達がいるけど、可能性があるなら教えてあげようっと!!
①介護業界
介護業界は、まるで大きな家族のように暖かい。人の役に立ちたいという気持ちがあれば、大歓迎です。この業界では、人間性がとても重視されます。経験がなくても、心のこもったケアを提供できる人材を求めています。
介護の仕事はお世話が好きな人が集まっているイメージ。普段からおじいちゃん、おばあちゃんのお世話してる人には向いているかも!
②未経験OKのIT企業
IT業界は、常に新しい風が吹いている場所。未経験からスタートしても、熱意と学ぶ意欲があれば、大手企業の門を叩くことができます。この業界は、宝箱を開ける鍵を探しているようなもの。その鍵は「スキル」と「情熱」です。
IT業界に僕も憧れていた時期がありました。今は独学で勉強中ですが、あなたにそのチャンスがあるなら勇気をもって踏み出すべきです。
③不動産営業←圧倒的に稼げる
不動産営業は、まるで冒険家になったような感覚。あなたが案内する物件は、お客様の新しい人生の舞台です。この仕事では、コミュニケーション能力が鍵を握ります。人と話すことが好きなら、この業界で大きな成果を上げることができるでしょう。
年収1000万は狙える!
志望動機と経歴の説明方法
志望動機とか経歴とかどうすればいいのかな…
よくあるニートの経歴紹介は「家業手伝いをしていました」というケースです。これは鉄板なので、人事も「あ、ニートだな」ってすぐ分かります。ですから、今の時代なら「ニートでした!」って思いっきり正直に伝えた方がいいと思います。変にカモフラージュしてもいずれバレます。むしろ、嘘をつかない誠実な人と判断されて、内定獲得できる可能性も高まる印象です。
ニートの家業手伝いについてはこちらの記事もご参考ください。
ニートの志望動機はこれが鉄板
あらゆる企業で対応できる志望動機を紹介します。
ちなみに、就職エージェントを使えば志望動機や経歴対策もやってくれます。
「私はこれまでの生活の中で、ゲームとアニメに多大な時間を投資してきました。しかし、それらは私にとって、ただの時間の過ごし方ではなく、現実世界での問題解決能力やコミュニケーション力を鍛える手段でした。また、コンビニでの短期間のバイト経験からは、働くことの意義や責任感を学びました。今、私はこれらの経験を活かして、より広い世界で自分の能力を試す機会を求めています。デスクワークであれば、我々ゲーム好きには馴染みのあるPCを使う仕事ですし、細かい作業にも長けています。私の志望動機は、自分のスキルを活かして社会に貢献し、安定した生活を送るために一歩を踏み出すことです。」
- ニート期間に何をしていたか?
- どうして働きたいのか?
- 将来どうなりたいか?
の3点を丁寧に文章にすれば志望動機は問題ありません。
ニートの志望動機について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考ください。
【まとめ】ニートでも大手企業に入社できる
スキルよりも人柄で就職活動する時代です。
改めて、2024年代の就職活動は、スキル<人柄の時代です。事実として、リクルートが書類選考一切不要の「就職ショップ」というサービスをリリースして、利用者数は約10万人を超えています。ただし、30歳以上のニートになると、フリーター・ニート向けの就職サービスの対象外となるので、大手を狙うのは難しいかもしれません。
ニートであることは大きなハンディキャップではないので思い切って挑戦してみましょう。
皆さんのご活躍を応援します。
【最新】2024年10月05日
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