
20代の行政書士
「若いからいい会社に就職できる?というか行政書士資格を持ってると転職で有利?どんな仕事ができる?給料はどれくらい?」
こんな疑問を解消します。

こんにちは、
士業専門の転職アドバイザーをしている前山です。
行政書士有資格者の転職サポート歴は6年目で、累計300件以上の内定を獲得してきました。
ということで今回は、「20代未経験行政書士の転職」というテーマでお話します。
20代で行政書士試験に合格するようなツワモノに就活のアドバイスは不要かもしれませんが、「なるべく高収入」で「働きやすい会社」に就職したいのであれば、今回の話は確実に役立ちます。
ぜひご参考下さい。
20代の行政書士は未経験でも大歓迎

行政書士試験は難しい…
それを合格された先生達は、
マジで優秀です。
さらに、
20代という若さで挑戦したのも、
超優秀です…
ですから、
就職活動では確実に有利になります。
行政書士の転職サポートを6年やってきた私が断言できます。
若くして挑戦したことは評価される
私は20~60代まで幅広い年齢の方の就活サポートをしていますが、20代が一番有利なのは間違いないです。
書類選考の通過率も明らかに他の年代よりも高いです。
具体的には、
20代の行政書士の書類選考通過率が20%ぐらいで、40代になると7%ぐらいです。(※経験にも寄りますが…)
転職活動においては若さは最大の武器です。
大手企業の法務部は有資格者が多い
行政書士はどこに就職しているのか?
事務所の雇われ行政書士になるケースも多いですが、20代未経験なら一般企業の法務部の道も十分あります。
実際に、某大手IT企業の法務部は15人くらいいますが、全員「行政書士」「司法書士」「弁護士」いずれかの資格を持っています。
有資格者というだけで、ハイクラスな会社で働ける可能性は高いです。
転職ならエージェント一択
求人情報は転職エージェントを使うことを強く推奨します。
理由は、indeedとかの公募求人では募集されていない「非公開求人」の紹介をしてもらえるからです。
基本的には大企業は応募が集まりすぎるので求人はエージェント経由のみで受付ています。
ですから、
有名企業に挑戦したいなら、転職エージェントを使うことから逃れられません。
どのエージェントでも変わらない
ぶっちゃけ、転職エージェントならどれを使っても大差ないと思います。
未経験であろうと、それなりレアな求人は紹介してもらえるはずです。
もし迷ったらリクルートエージェントかマイナビエージェント
あたりを使ってみましょう。
どちらも大手が運営しているので安全です。
人生の重大イベントなので、妥協せずチャレンジしてみましょう。
若い行政書士は転職で有利な件

20代行政書士が転職で有利な理由を紹介します。
- 長期的に育成できる
- そもそも優秀
- 書類選考の通過はGOOD
企業人事側の目線も考慮してるので、
かなり確信的だと思います。
①長期的に育成できる
どんな理由があろうと
「若さは武器」です。
企業の大黒柱として長期的に活躍してもらえるポテンシャルを持っているので、企業側は若い人材を獲得したがります。
②そもそも優秀
行政書士という資格に合格してる時点で、偏差値60超えています。
もちろん、勉強ができるだけで優秀かどうかは判断できないですが、少なくとも会社には「頭のいい人材」は必ず必要となります。
行政書士有資格者となったらなおさらです。
③書類選考の通過はGOOD
普通の人が「未経験から求人応募」したとしても、書類選考の通過率はよくて10%ぐらいです…(かなり厳しいです。)
しかし、行政書士を持っているだけで明らかに書類通過しやすくなります。(※個人差はあります)
転職活動の最大の壁は「書類選考」
転職活動の最大の壁は書類選考です。
これを突破するかどうかが運命を左右します。
未経験行政書士が活躍できる場所

ここからは話が変わって、
「どんな仕事ができる?」
という話をします。色んなパターンがありますが、若いかたは次のパターンが多いです。
法務部で書類作成
一般企業の法務部で勤務します。
許認可を対応することもありますが、弁護士の補助者として活躍することもありますし、契約書作成業務に就く可能性もあります。
ちなみに、企業の法務部は超絶ホワイト待遇です。
ベンチャー企業のCLO(最高法務責任者)
たまに、スタートアップやベンチャー企業がCLO(最高法務責任者)を求めることがあります。
行政書士は適任ですね。
役員として会社を正しいルールに導きます。
「役員」というとハードルが高いイメージを持たれるかもしれませんが、転職エージェントの非公開求人ではよく見かけるので、珍しいことではないです。
雇われ行政書士
行政書士事務所で働きます。
最近は入管系の行政書士の募集も増えていますね。
補助者とは別に採用していますので、未経験ですが即戦力として扱われる可能性は高いです…
将来独立したい方は、修業期間として行政書士事務所で働くのはアリです。
給料は最初は低い

現実的なお話をすると、20代の行政書士では高収入になるのは非常に難しいです…
別途、「英語ができる」とか「パソコンスキルが高い」とかあれば、年収600万、1000万は狙えるかもしれませんが、
若いうちはそこまで高収入は得られませんん。
若い行政書士の給与相場は400万程度
ざっくり、20代未経験が一般企業の法務で働くとしたら、年収400万程度かなと思います。
雇われ行政書士なら、もう少し高いかもです…
ベンチャーの役員になったら300万以下もザラにあります。
コツコツが大切な件
20代のうちは「修行期間」と考えて、色んな業務の経験を楽しみましょう。
どんなに頑張っても、独立しない限り、爆発的に稼ぐのは難しいです…
ですから、コツコツ少しずつ仕事を覚えて、スキルアップをしてみて下さい!将来必ず役立ちます。
(※ちなみに、行政書士歴10年くらいの人の転職だと、年収800万円契約とかも全然あります)
20代未経験は今すぐ行動の「ススメ」

もし、「挑戦したいなぁ…」と思っているなら、
今すぐ行動をオススメします。
高待遇の求人は早い者勝ち
「今すぐ行動」すべき理由は、高収入の優良求人は早いもの勝ちだからです。一定以上の応募数が集まった募集はすぐクローズします。
若いうちしか入社できない会社もある
繰り返しますが、「若さは武器」です。大手企業によっては、長期育成を前提に採用しているので、若くないと応募できない求人もあります…
遅れたら損する
行政書士といえども、転職活動は出遅れたら確実に損します。
非公開求人で「いいな」と思ったら、すぐ応募するくらいのスピード感を持つべきです。
まずは環境を整えましょう
求人情報を調べる環境を作るため、転職エージェントに登録します。
どれを使ってもいいので、とりあえず大手を2つくらい登録しておけば間違いないです。
リクルートとかマイナビとか…
どちらも3分くらいで登録して、あとは好きな求人を選んで応募するだけです。(※無料で使えます)。
皆さんの就活成功を応援します!
・リクルートエージェント※業界最大手の転職サービス。確実に非公開求人は紹介してもらえるかなと…
・マイナビエージェント
※私の友人からの情報だと、非公開求人でゲーム会社の法務部募集とかも保有してるとのこと…