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仕事を知ろう〜人事コンサルタントの仕事〜

こちらの記事は4分でよめます!

人事コンサルタントとは?

①もう1人の経営者

なんだか頭の使う仕事っぽいけど・・・

「コンサルタントってなに?」

そもそもコンサルってなに?というところから説明すると、「あなたの会社はこうした方がいいですよ」とアドバイスをする仕事です。実は上場企業でコンサルタントがついていない企業はほぼゼロと言っていいほど需要はあります。

「なぜコンサルタントが必要なの?」

私の経験値で思うに、経営者は孤独だからです。本当に相談したいことや悩みを対等な立場で話せる人が必要だからだと思います。ですから、コンサルタントは常に経営者目線に立つ必要があり、もう1人の経営者としての責任があります。「コンサルは給料が高い」と言われるのは「もう1人の経営者」という重大なミッションがあるからです。※営業コンサルと呼ばれるものは、どちらかというと営業要素がかなり強い印象です。コンサルタントは基本自社の売り上げのことは考えずに、担当企業の売り上げ達成が自分の評価に繋がるケースが多いです。

②人事コンサルの仕事は会社を守ること

「採用、教育、異動、クビまで」

結論申し上げると、人事コンサルは担当企業の全ての従業員に対して責任を持ちます

 

  1. 経営者に経営状況をヒアリング
  2. 課題に対して「どんな人を採用すべきか。採用によりどれくらいの利益が生まれるか。」を提示
  3. ※【採用活動/研修】(人事部の方が行います。)
  4. スタッフの人事評価を基に、給与改正・人事配置(異動)や出向社員を決定
  5. 経営が傾いているのであればレイオフ(クビ)を人事コンサル主導で実行

外資コンサルに2年出向したことがあり、レイオフを実行したこともあります。(※上場企業の経営者が涙を流して決断した場面もみました。)人事コンサルは会社や従業員を守る一方で、時に会社を守るために悪者となる場面もあるのです。

「客先常駐で仕事をすることも」

経営者のパートナーとして、実際に担当企業のオフィスで働くことも多いです。クライアントの規模にもよりますが、1社に対して15名くらいのチームを組んでコンサル活動を行うこともあります。また、一時的に企業の取締役として働くこともあります(プラスの報酬は特にないですけど笑)。それくらいコンサルは企業の中に入り込みます。

人事コンサルタントになるためには

【裏話】ある程度の学歴は必要

「学歴で人を判断するな!」はごもっともです。私もそうは思います。しかし、実は人事コンサルタントのほとんどの方は有名な大学を出ているのは間違いないです。経営のアドバイスをする人が「東大卒の人」か「中卒の人」だとして、どちらの方が信頼できますか? 悲しいことに大半が前者であり、コンサルタントは学歴というブランドも一つの説得力となってしまうのです

それでも人事コンサルになりたいなら

学歴がなくても人事コンサルの仕事ができる可能性は0では無いです。経営者として実績をあげた経験がある人、名のある企業の人事部長などを経験したことのある人は人事コンサルへの転職は十分可能です。実際に上場企業の元取締役の方が現在外資系の人事コンサルとして勤務していることは多いです。また、私のように人材系の会社で営業や人事や企画を経験して、人事コンサルの職につくこともできます

中小企業向けの人事コンサルなら入りやすいかも

 

誰だって人事コンサルになれる!

その場合、「営業コンサル」「人事営業コンサル」というスタートかもしれませんが、企業の人事開発の支援はできます。まずは、営業兼コンサルという立ち位置でスタートをして、結果を出し、転職をして人事コンサルタントになるということも可能だと思います。

どんな人が向いてる?

コンサルタント全般同じで「自分よりも相手の幸せを考えられる人」です。営業とコンサルは全く違います。改めてコンサルは「自分で稼ぐこと」ではなく「稼いでもらうこと」を一番に考える仕事です。相手にとって最適な選択と説得力を持った方はコンサル全般に向いてると思います。

激務?給料は?

【裏話】高い給与水準と会社からの信頼

会社によりますが、人事コンサルはかなり給与水準は高いかなと思います。私は営業→人事→企画とキャリアを積んできましたが、企画の時と比べて給与は2倍くらいになっていました。外資大手のコンサルは年収3000万は堅いです。実績を出せなければ・・・経営者に嫌われれば・・・終わりという綱渡りの職種ではありますが、その分 会社からのフォローはかなり手厚いです。

【裏話】残業は?

私の場合は月に5時間程度ではありますが、コンサルは基本裁量労働制のため、自由に仕事をすることができます。(厳密には残業という概念もないのですが)同期で人事コンサルしている女の子は月に50時間くらい残業している時もありましたが、1プロジェクトが完結すると比較的休みが取れることが多いので、1ヶ月まるまる海外に行ったりしていました。経営者と同じスケジュールって感じですね。大事な場面で思い切り働き、落ち着いたら思い切り休む。特に人事コンサルは「新卒採用の企画」が大きなプロジェクトになることが多いので、採用が落ち着く7~9月くらいはかなりゆったりとしたスケジュールで動けます年間の労働時間で言うと、一般のサラリーマンより若干ゆとりがある方かなとは感じてます。

まとめ

人事を極められる仕事

人材系の営業であったり、現在人事をしている人には是非オススメの職種です。勿論、なかなか難易度は高めの転職かもしれませんが、今までの経験を

 

(例)IT企業の新卒採用をして、母集団100集めるために、〇〇のシステムと〇〇の採用企画を実施して、〇〇の知見のある学生を50人集められ、その結果企業の平均年齢を若くしつつ、売り上げをキープすることができ、50人の中で〇〇の専門性を持っている10名を海外に半年転勤させ、海外の〇〇の専門性を高めた人材を社内に補充することができました。転勤させたグローバルな視点で働ける人材には研究所や、海外の取引先との折衝の場面で活躍してもらいます。 結果、〇〇事業が〇〇になり利益を伸ばせました・・・・

これぐらい語れるようになれば100点の面接ができると思いますwwww(※実際はここまで語らなくても採用はされると思いますが、人事をロジカルに捉えているかが大切になります。)